新生児なのにミルクを飲み過ぎる!原因と対処法をまとめて解説します!

新生児なのにミルクを飲み過ぎる!原因と対処法をまとめて解説します!

まる

ミルク飲み過ぎたら肥満が心配。。

 

赤ちゃんがミルクを飲み過ぎると体重が増えすぎてしまう他にも、便秘や下痢になったり、お腹が張って苦しかったりと色んな症状が出てきます。

赤ちゃんがしんどくて泣いてしまうとママも心配で精神的にしんどくなってしまいますよね。

 

新生児期で1日のトータル量が1000mlを超えていたら飲み過ぎなので、まずはその中におさまるようにミルク育児を進めてみましょう。

それでも飲み過ぎのサインが出る赤ちゃんは、ご紹介した方法を試してみてくださいね。

 

この記事では、新生児がミルクを飲み過ぎてしまう原因と、飲み過ぎの対処法をご紹介します!

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赤ちゃんに合ったミルク量でママも赤ちゃんもご機嫌で毎日を過ごしましょう♪

 

新生児がミルクを飲み過ぎる原因

赤ちゃんはお腹がすくと泣いて知らせるので、赤ちゃんが泣いたらミルクをあげる、ということをしてしまうママも多いです。

ミルクは母乳と違って、消化吸収に時間がかかるので1日のトータル授乳量を大きく超えてしまうのは赤ちゃんにとってよくないんですね。

新生児がミルクを飲み過ぎてしまう原因はいくつかあります。

・満腹中枢が未発達

・吸てつ反射

・赤ちゃんがよく泣く

1つずつ解説していきます!

 

満腹中枢が未発達

赤ちゃんは生まれてから徐々に満腹中枢が発達していきます。

新生児の頃はまだ満腹中枢が発達していないので、満腹感を感じにくいです。

 

これ以上ミルクを飲まないからもうお腹いっぱいなんだ。ということではないので、親も我が子が満腹になったのかどうかが判断しづらいんですよね。

つまり新生児は与えられるだけのミルクを飲んでしまいがちです。

 

特にミルクだと消化吸収に時間がかかるので、一度に赤ちゃんが飲める以上の量を与えてしまうとお腹に溜まってしまいます。

 

満腹中枢が発達するのは個人差がありますが、だいたい生後4ヵ月前後と言われています。

満腹中枢ができてくると、お腹いっぱいになったら乳首で遊びだしたり、顔を背けたりして意思表示ができるようになるので分かりやすくなりますよ(^^)

 

吸てつ反射

吸てつ反射は、赤ちゃんが生まれた時から備わっている反射行動で、口に入ったものに反射的に吸いつくことです。

吸てつ反射は生まれてすぐから生後半年頃まで続きます。

 

お腹が空いていなくても、口に乳首を入れられると反射で吸ってしまう。

体力のある赤ちゃんは体力が尽きるまで吸い続けてしまうので、結果飲み過ぎてしまうということになってしまうんです。

 

吸てつ反射は、ミルクが欲しそうに吸いついてくるのでママも判断が難しいですよね…

 

赤ちゃんがよく泣く

よく泣く赤ちゃんは元気でいいんですが、新生児の頃は「泣いたらオムツかミルク」と思ってしまいがちですよね。

私もそうでしたが、泣いたらお腹が空いたんだと思い込んでいました。

 

自分自身ではなくても、祖父母や旦那さんに「泣いてるからミルク足りてないんじゃない?」などと言われ足してしまうこともあるのではないでしょうか?

私は産後1ヵ月、母や義母が手伝いに来てくれていたのですが、この世代は「泣いたらおっぱい」という考えの方が多い気がしています(^-^;

 

まる

実際言われたら足したりもしてたんだよね…

 

新生児のミルクが足りているサインは?

新生児はまだまだ胃が小さく、一度に飲める量は限られています。

お腹いっぱいという感覚がないので、こちらがミルクの量や間隔を赤ちゃんの体調を見て判断してあげなければいけません。

 

とはいえミルクが足りていても泣いてしまう赤ちゃんもいるので、満腹になったサインがわからないですよね。

新生児のミルクがこれで足りているというサインをミルクを飲んだ後の赤ちゃんの様子で確認してみてください!

・機嫌よく血色がいい

・体重が成長曲線にそっている

・おしっこが1日6回以上出ている

・手の形がグーからパーになる

機嫌よく血色がいい

ミルクを飲んで満足したら、ほとんどの場合はご機嫌になります。

顔色も悪くなく、機嫌が良かったり、寝かせたらすうっと眠りにつくときはミルクが足りていると判断していいでしょう。

 

体重が成長曲線にそっている

新生児期の体重の増えは平均1日30gです。

毎日測るにはベビースケールが必要になるのでハードルが高いですが、1週間に一度くらい赤ちゃんを抱っこして測った体重から自分の体重を引いてみてください。

母子手帳などにある成長曲線に照らし合わせてみて、外れていなければ大丈夫です。

1日50g以上増えている場合は飲み過ぎと言えますね。

まる

うちの子も1ヵ月の時1日50g増えている計算だったので飲み過ぎ判定されました(笑)

 

おしっこが1日6回以上出ている

おしっこの回数が1日6回以上出ているなら足りているサインです。

おしっこの回数が少なすぎる場合はミルクが足りていない可能性があるので注意です!

 

新生児のミルク飲み過ぎのサインは?

反対にミルクを飲み過ぎている赤ちゃんのサインはこちら!

・お腹が苦しくて不機嫌になる
・吐き戻しが多くなる
・便秘や下痢の症状が出る
・体重が増えすぎる
・唸り声やいきんでいる様子がある

お腹が苦しくて不機嫌になる

新生児の赤ちゃんは胃の容量がとても小さいです。

容量を超えて飲んでしまうとお腹がパンパンに張って苦しくなります。

ミルクを飲んだのに不機嫌で泣いている時は飲み過ぎのサインかもしれません。

赤ちゃんのお腹が張っていないか確認してみましょう。

 

吐き戻しが多くなる

ミルクを飲んだ後にげっぷと共にゲボっと出てしまったり、口からたらーっとミルクが出てしまう場合は飲み過ぎかもしれません。

胃に入りきらない分が溢れてきているんですね。

基本的には飲んだ後にげっぷを出せば、落ち着く場合が多いので吐き戻しが多い場合は飲み過ぎを疑ってみてください。

 

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便秘や下痢の症状が出る

ミルクを飲み過ぎると消化が間に合わなくなったり、うまく消化できずに便秘や下痢になることがあります。

便秘の場合はお腹を優しくさすってあげたり、股関節の体操をしたりすると解消されることもあるので試してみてくださいね。

便秘や下痢が続いて心配な場合は早めに病院を受診しましょう。

 

体重が増えすぎている

先ほども書きましたが、新生児期の体重の増加の目安は1日30gです。

それを大きく超えて1日50g以上増えている場合は飲み過ぎて太り気味になっているかもしれません。

毎日赤ちゃんの体重を測って確認する必要はないですが、1週間の体重の増加を見て計算してみてください。

 

うなり声やいきんでいる様子がある

ミルクを飲んだ後に「うーーん!」とうなるような声を出したり、いきんでいるような様子が見られたら飲みすぎかもしれません。

お腹が張って苦しい時にこのような声を出します。

新生児とは思えないような声でうなるので、すぐにわかると思います(^-^;

いきんで苦しそうなときは便秘の可能性もあるので、お腹をさすったりしてあげてくださいね。

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ちなみにうちの子はうなって知らせてくれるタイプで、毎回飲み終えた後すごい声でうなってました(笑)

 

このようにミルクの飲み過ぎと思われるサインはいくつかありますが、どれも確実にとは言えないのが現実です。

明らかに飲みすぎではないのに、上記のような症状がおさまらない時には病院を受診してくださいね!

 

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新生児のミルクの飲み過ぎを防ぐ方法

それでは、ミルクの飲み過ぎを防ぐ方法をご紹介します。

私も実際に飲み過ぎの我が子に試してみたので、参考にしてください。

・ミルクの量を減らしてみる

・乳首を飲みにくいものに変える

・あやしたり体操をしたり気分を変える

・おしゃぶりを与える

・おくるみにくるむ

1つずつ見ていきましょう。

 

ミルクの量を減らしてみる

新生児が飲むミルクの量は規定量で決められています。

生後2週間~1ヵ月:80~120ml
生後1ヵ月~2ヵ月:120~160ml

となっていますが、私は生後2週間から120mlあげていました。

でも吐き戻しや、飲んだ後に唸ることが多かったので20ml減らして100mlにしてみたところ、吐き戻しも唸り声も減ったんです。

我が子には120mlが多かったみたいですね。

たった20mlですが、新生児の小さな胃にとっては大きいです。

まずは20ml減らして飲ませてみてはいかがでしょうか?

規定量から外れてしまうのはあまり良くないですが、トータルで1日に600ml以上飲めていて、体重もちゃんと増えていれば大丈夫です!

 

乳首を飲みにくいものに変える

乳首 形状

新生児用の乳首は丸穴といって、吸う力の弱い新生児でも簡単に飲めるよう、傾けるとミルクが出てくる仕様です。

多くの哺乳瓶メーカーではSSサイズからLサイズまでサイズ展開されていて、成長と共に乳首もステップアップしていきます。

しかし、SSサイズは新生児期のみと使う期間が少ないのでSサイズからスタートする人も多いんですよね。

私自身もSサイズでいいかとSSサイズは購入していませんでした。

 

もし私と同じような方は、SSサイズに替えてみてもいいかもしれません。

また、スリーカットやクロスカットの乳首に替えるのもおすすめです。

丸穴とは違い、吸った分だけのミルクが出てくるので吸うのが上手な赤ちゃんには丸穴よりスリーカットやクロスカットが向いていることもありますよ(^^)

 

あやしたりして気分を変える

飲んだ後にも泣いてしまう赤ちゃんには、ミルクが足りないのかな?とミルクを足してしまいがちです。

 

赤ちゃんが泣くのはお腹が空いている時だけではないので、抱っこしてあやしてみたり、歌を歌ったり、体操して赤ちゃんの気分を変えてみてはいかがでしょう。

うちの子は足をお腹にぎゅっぎゅと寄せてピーンと引っ張るのが好きで、それをするとたいてい泣き止みましたよ♪

 

赤ちゃんによってお好みのあやし方があると思うので、色々試してみてくださいね(^^)

 

おしゃぶりを与える

哺乳瓶を口から離されて口寂しくて泣いている子もいます。

そういうタイプの子はおしゃぶりで泣き止むかもしれません。

おしゃぶりは賛否両論ありますが、長い期間、長い時間使いすぎなければ大丈夫です(^^)

あまり気にしすぎず赤ちゃんに合う方法であれば試してみるといいですよ。

 

おくるみにくるむ

ミルクを飲み終えて眠いのに上手く寝られなくて泣いている赤ちゃんにはおくるみが有効です。

うちの子も新生児期はおくるみにくるむとよく寝てくれました♪

大判のガーゼタイプのおくるみはオシャレで可愛いですが、個人的には簡単に着脱できるこのおくるみがおすすめです!

 

まとめ

赤ちゃんがミルクを飲み過ぎると色んな体調の不調が出てきて、赤ちゃんは機嫌が悪くなってしまいます。

体重が増えすぎてしまうのもママもしんどいですしね(^-^;

新生児はまだ色んなところが未発達で、できないことが多いのでサポートして体調を整えてあげましょう。

 

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