3時間の呪縛・・・
新生児に限らずですがミルクをあげるときに気になるのが、「間隔」ですよね。
完ミの場合は特に、最初に助産師さんから「ミルクの間隔は3時間あけるように!」と指導されると思います。
まる
と軽く考えていた私…
実際子育てが始まってみると、ミルクを飲み終えて1時間で泣き出したり口をあけてミルクを欲しそうにしたり…
完ミ育児が初めての私はとにかく3時間の呪縛にとらわれていました。
この記事では、ミルクの間隔が短くて悩んでいた私が実際に赤ちゃんと一緒に試行錯誤してきた方法をまとめています。
さぁ、3時間の呪縛から解き放たれましょう!!
もくじ
新生児のミルク間隔をあけたい時の方法3つ
個人的にですが、新生児の頃はミルクの間隔があきにくいと感じています。
新生児のお世話…ただでさえ手探りの状態なのに、そこにきて助産師さんの「3時間はあけるように!」の言葉で、私は常に時計を見ていた気がします(^-^;
でもミルクを飲み終えて1時間、2時間で起きて泣き出してしまう赤ちゃん。う~ん参った。3時間はあけないといけないのに…!
と私が試した方法はこちら!
・気分を変えてみる
・哺乳瓶の乳首を変えてみる
・ミルクの1回量を少し増やしてみる
気分を変えてみる
当然のことですが、赤ちゃんが泣くのは「お腹が空いた」だけではないんですよね。
泣いたからとすぐにミルクをあげてしまっては、間隔をあけるのがどんどん難しくなっていきます。
うちの子は新生児の頃から甘えたで、抱っこが好きな子でした。
抱っこしてあやしてみたり、赤ちゃん体操やベビーマッサージをして気分を変えると落ち着くことも多かったです!
パンパース公式が出している新生児との触れ合いが分かりやすかったのでペタっ
(ちなみに私はメリーズを愛用←)
生後1ヵ月過ぎて、外出許可が出ている場合はお散歩に出てみてもいいかもしれません(^^)
眠そうにしてるのに寝れなくて泣いている時もあるので、おくるみでくるむと落ち着いてもう一度寝たりということもありました!
私が愛用していたのはこちら!
足を入れて、マジックテープでペタッペタッと貼りつけるだけなので、簡単だし素早くできるしでかなり重宝していました♪
\見た目も可愛すぎる♡/
哺乳瓶や乳首を変えてみる
哺乳瓶の乳首は色々な種類があって、一般的に新生児の頃は丸穴タイプを使います。
赤ちゃんの成長と共に吸う力が強くなっていくので、丸穴からスリーカットやクロスカットなどのおっぱいに近い出方をする(吸った分だけ出る)乳首へと替えていきます。
新生児の赤ちゃんは基本的に丸穴からスタートしますが、赤ちゃんによっては生まれた時からそれなりに吸う力が強い子もいますよね。
吸う力が強い子は、ミルクを一気に飲んでしまい早飲みになり、結果満腹感を感じにくくなります。
だいたい一回のミルクを飲むのに10分~15分くらい。それよりも大幅に早い場合(3分~5分程度)は早飲みの可能性があるので、穴が小さい乳首に替えてみるといいかもしれません。
反対に飲むのに疲れてすぐに寝てしまう子は、少し出やすい乳首に替えてみるといいかも。
ピジョンであればSSサイズからSサイズに替えると少し穴が大きくなります。
乳首だけではなく、哺乳瓶を変えてしまうというのも手ですね。
私も使っているチュチュベビーの哺乳瓶 の乳首
チュチュベビー公式サイトより引用
おっぱいと同じような出方で飲めるので、その子に合った飲み方ができる優れものです!
サイズアップ不要なので月齢ごとに乳首を替える手間もお金もいりません。
合う子にはすごく合う哺乳瓶なので、一度試してみてください♪
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ミルクの1回量を少し増やしてみる
もしかしたらミルクが足りなくて満腹感が得られていないのかもしれません。
ただ一気に増やしてしまうと、新生児の赤ちゃんは与えられただけ飲んでしまうので注意!です。
まずは1回の授乳で10~20ml増やして様子を見てみましょう。
粉ミルクの缶に授乳の目安量が書いてあります。
1回の目安量:80~120ml
1日の目安量:560~840ml
1回の目安量:120~160ml
1日の目安量:720~960ml
目安量はミルクのメーカーによって違うので普段使っているミルク缶で確かめてくださいね
1回の目安量を与えていると思いますが、そこから20ml増やして様子を見てみてください。
満腹感が得られれば長く寝てくれて間隔があいてくるかもしれません(^^)
1回の目安量は少しづつ増やしてもいいですが、1日の目安量を大きく超えてしまうことがないように注意してください。
生後1か月未満であれば900ml以内に。
生後1ヵ月を過ぎていても1000mlは超えないようにしましょう。
新生児のミルク間隔は短くても大丈夫!
ここまでミルクの間隔を延ばす方法を書いてきましたが、ここで一気に覆します!(笑)
私は新生児期、3時間の呪縛にとらわれ、紹介した3つの方法でミルクの間隔をあけてきましたが、3時間あけなくても大丈夫です。(えーー…)
そもそも3時間あけなければいけないと言われているのは、新生児は胃がまだ未発達で、消化吸収に時間のかかるミルクを時間をあけずに与えると負担になってしまうからですよね。
とやたら意気込んでましたが、うちの子はなんせ間隔が短い…
ということで、1ヵ月の赤ちゃん訪問の時に保健士さんに相談してみたんです。
と保健士さんにすがりつくと
と言われました。
えーーー今までの苦労はいったい…!となったんですが、それと同時に心も軽くなりました♪
ちゃんとおしっこもうんちも出ていて、体調がいいなら無理に3時間あけなくても大丈夫です!
保健士さんも言っていたんですが、新生児とはいえ人間ですから目安通りに育ってくれるわけではないんですよね。
大人と同じで、赤ちゃんも千差万別。
飲む力が弱かったり、飲むのが下手くそで1回の目安量を飲みきれなかったり、飲む力が強くて飲み過ぎてしまったり。
新生児はまだ体内時計も整っていないので、いつ起きるかいつ寝るかもその子によって違います。
1人で寝てたらご機嫌な子、抱っこが好きな子、これも色々ですよね。
1日の目安量はなるべく守った方がいいですが、あまり3時間間隔にとらわれてしまうとお母さんの焦りやイライラが赤ちゃんに伝わってしまいます。
私はそれから、2時間あければOK!1日の目安を1000mlまでならOK!と決めて、ゆる~くミルク育児を進めています♪
ミルクの間隔を気にするのはいつまで?
とはいえ、ミルクの間隔をまったく気にしないというのは難しいですよね(^-^;
この間隔を気にしなくていいようになるのはいつ頃なのでしょうか?
一般的には消化機能が発達し、満腹中枢もできあがってくる3か月頃からリズムができてくる子が多いようです。
うちの子は飲む力が弱くて新生児の頃は頻回授乳だったのが、1ヵ月半くらいからまとまった量を飲めるようになり、2ヵ月に入る頃から安定して間隔があいてきました!
特に夜は間隔があくことが多くなってきて、長い時は5時間あくことも。
私も時計を見ることが少なくなって、随分楽になりましたよ♪
新生児の頃はどうしても間隔が短いと気になってしまいますが、それも短い期間で安定してくるのであまり気にしすぎずいきましょう(*’ω’*)
まとめ:新生児のミルクの間隔が短い時も神経質になりすぎない!
新生児のミルク間隔をあけるための方法を体験ベースでご紹介しましたが、実際はそこまで神経質に3時間にこだわらなくても大丈夫です!
新生児期は赤ちゃんも頼りなくて気になってしまうと思いますが、ご紹介した方法で間隔をあけつつ、どうしてもミルクを欲しがって泣き止まない、どうしたらいいの…?と落ち込んでしまうくらいならミルクあげちゃいましょう!
赤ちゃんも飲みたい気分の時と、そうでもない時とありますし、体重がちゃんと増えていて健康なら大丈夫です(^^)
うちの子のように1回の飲む量が少なくてなかなか間隔があかない子も、時間が経てば飲むのが上手になってきます。
3時間の呪縛から解き放たれるママが少しでも増えますように…♪