授乳している幸せそうなお母さんの顔。
ママと赤ちゃんの幸せな時間の代名詞ではないでしょうか?
私はそんな幸せなはずの授乳が苦痛でした…。
おっぱいに吸い付く赤ちゃんは可愛いと思うんですが、なんせ吸われている間は気持ち悪い(>_<)
色々調べてみると「不快性射乳反射(ディーマー)」という症状だということが分かったんです。
私は1人目を完母で育てましたが、2人目は完ミで育てています。
その理由の中に、不快性射乳反射(ディーマー)だったからというのもあります。
この記事では、授乳が気持ち悪いと感じるママに私が経験した不快性射乳反射(ディーマー)について解説します。
母乳育児をしながらも授乳するのが気持ち悪い…と悩んでいるママは最後まで読んでみてくださいね!
もくじ
授乳が気持ち悪い?私の症状
私は1人目を完母で育てました。
授乳が気持ち悪い…と感じたのは病院を退院して自宅での育児が始まった頃だったと思います。
おもな症状としては
・食欲不振
・猛烈な眠気
・喉の渇き
・めまい
・倦怠感
特に吸われている間は食欲が一気になくなり、目の前に料理があると吐き気がすることもありました。
倦怠感やめまい、眠気も出てくるので座って授乳することがしんどく、よく添い乳をしていましたね。
授乳しなきゃ…と毎回憂鬱な気分になるのが悲しかったです。
その時は長い期間実家で過ごしていたので、母に「ママのおっぱいが一番の栄養やから!」と言われ、授乳するのがしんどいということをなかなか言えずにいました。
ママ友に聞いてみても「そんなの聞いたことない」と言われ、こんな風になるのは私だけなのか…とネットで調べてみると「不快性射乳反射(ディーマー)」の症状と一致したんです。
まる
不快性射乳反射(ディーマー)とは?
不快性射乳反射(ディーマー)は、ホルモンによる反射的な症状です。
不快性射乳反射(ディーマー)の主な症状はこちら。
・不安感
・焦り
・不快感
・吐き気
・睡魔
・喉の乾き
赤ちゃんがおっぱいを吸うと、母乳を作るホルモン”プロラクチン”の血中濃度が上昇し始めます。
その際、一時的に脳内のドーパミン濃度が下がることによって不快な気分になることがあるようです。
また、授乳時に”オキシトシン”という赤ちゃんを可愛いと思う愛情ホルモンが出てきます。
これは幸せを感じるホルモンですが、少数の人は”オキシトシン”によって不快な反応をしてしまうこともあることがわかっています。
これらは赤ちゃんに対する気持ちや、ママのネガティブな性格とは関係なく、ホルモンの反応によって出る症状です。
私は上記に挙げたように、体への反応が出ることが多かったですが、中には不安感や焦り、イライラが強くなって鬱のような症状になる人も…。
不快性射乳反射(ディーマー)は病気?
難しい名前だし、聞きなれないので「もしかして病気…?」と不安になるかもしれませんが、不快性射乳反射(ディーマー)は病気ではありません。
あくまでもホルモンの動きによって感じている反射症状です。
病気ではないということは治療法もないということなので、母乳育児を続ける場合はうまく付き合っていくしかないんですよね。
まる
不快性射乳反射(ディーマー)はいつまで続く?
不快性射乳反射(ディーマー)は、授乳中だけの症状なので授乳をやめればおさまります。
母乳育児を続けていく場合は、明確にここで症状がなくなる!といった定義はないようです。
3か月ほどで落ち着いてくる人が多いようですが、私は1人目の時、生後半年までは症状が強く出ていました。
その後、断乳するまでは(1歳)だいぶおさまっていたような気がします。
中には断乳するまでずっと症状があったという人もいるので、いつまで続くのかは個人差が強い部分ですね。
授乳が気持ち悪い時(不快性射乳反射)の対処法
授乳が気持ち悪いと感じてしまうのは辛いですよね。
可愛いはずの赤ちゃんが授乳時だけ不快に感じてしまうというのも悲しいです。
そんな厄介な症状”不快性射乳反射(ディーマー)”の対処法をご紹介します。
水分をこまめに摂る
母乳はそのほとんどが体の水分からできています。
完全母乳で育てている場合は特に赤ちゃんに水分を取られてしまいます。
いつもより多く水分を摂ることを心がけましょう。
不快性射乳反射(ディーマー)の症状も更に悪化する可能性もありますし、水分不足はそもそも体調不良も引き起こしやすいです。
頭痛やめまいなどを感じる方は水分をこまめに摂ると少し症状が和らぐかもしれません。
テレビや音楽、スマホで気分を紛らわせる
不快な気分や不安感などで気持ちが落ち込んでしまう時は、面白いテレビを見たり、お気に入りの音楽をかけたり、スマホで好きな漫画を読んだりすると気分が紛れますよ。
本来、授乳中は赤ちゃんとのスキンシップが大事と言われますが、不快な気持ちでスキンシップをとっても楽しくないですよね。
授乳が気持ち悪い時には、別の事を考えたり脳内を違うことでうめて気分を変えてみるのも手ですよ♪
私はAmazonプライムでよくアニメを観ていました♪
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添い乳をする
私がよくやっていた方法ですが、倦怠感やめまいがひどかったので授乳は添い乳が多かったです。
添い乳は慣れるまでは難しいし少し怖いですが、慣れてしまえば自分も赤ちゃんも楽ですよ♪
そのまま赤ちゃんと一緒にウトウト寝てしまったり…もありますが、寝転ぶと気分も和らぐので気持ちに余裕ができました。
ミルクに切り替える
どうしても母乳をあげるのが辛ければミルクに切り替えてもいいと思います!
最初は踏ん切りがつかないようでしたら、1日に何度かはミルクをあげて授乳から解放されてみてはいかがでしょうか。
無理に完母を続けても気持ちが落ち込んでしまってはせっかくの可愛い時期の我が子を可愛いと思えなくなってしまうかも…
最近のミルクはかなり母乳に近い栄養素や成分になってきているので、何の心配もありません。
私は1人目は完母で育てましたが、1人目の時に不快性射乳反射(ディーマー)が辛かったのもあり2人目は完ミになりました。
生後1か月までは母乳もあげていましたが、1人目の時よりも不快性射乳反射(ディーマー)の症状がひどかったように思います。
今では完ミにしてよかったことがたくさんありますよ(^^)

ミルク作りを楽にするなら
いざミルク育児に移行しようと思っても、少しハードルが高いですよね…
ミルク作りは面倒だし、大変そう…
消毒や持ち物も多くなるし…という不安もありました。
ミルク作りは確かにかなり面倒です。
なので我が家は完ミ移行と共にウォーターサーバーを導入することに!
最初はお試しから初めて、今は契約していますが、超っ絶楽です!もう一回使ったら手放せない(笑)
ミルク作りが圧倒的に楽になり、夫も進んでミルクを作ってくれるし上の子も楽しんでお手伝いしてくれています。
我が家が導入しているのは「クリクラ」です!
ミルク作りに使うウォーターサーバーは、いくつか条件があります。
・水の安全性
・コスパ
・メンテナンスの手軽さ
クリクラはママが気になる点をすべてクリアしています。
私は赤ちゃんのミルクだけでなく、家族の飲み水としても利用したかったので、その点でもクリクラはぴったり♪
ミルク作りが10倍楽になるので、調乳のストレスがほとんどなくなりました。
夜中でもすぐにミルクが作れるので、赤ちゃんが泣く時間がグッと短くなったり、家族みんなで体にいい水を取り入れるようになったりといいこと尽くし!
実際にクリクラを使った感想や、おすすめする理由はこちらの記事に書いています。
更にミルク育児を楽にするためのグッズや方法も紹介しています♪
まとめ
授乳することが気持ち悪いと感じる人は、もしかしたら不快性射乳反射(ディーマー)かもしれません。
ホルモンの働きによって起こる症状なので、決してママのせいではないですよ!
赤ちゃんとの愛おしい時間のはずが、気持ち悪い、しんどいと思うなんて…と自分を責めてしまうママも多いです。
ホルモンのせいだと思うことで気持ちも楽になると思います。
母乳をあげることを気負いすぎず、耐えられなかったらミルクにしたっていいんですよ(^^)
周りの声に惑わされず、ママと赤ちゃんにとっていい方法で育児をしていきましょう!
